朝、いつものように目覚めてみると・・・。

慊人「・・・・ん・・・」

ベッド脇で立ったまま爆睡中の紅野さんがいたんです。

慊人「紅野・・・寝てるの?」
紫呉「・・・・・これは一体どういう状況だい?」(黒オーラ絶賛発信中)

※)昨夜遅くに犬の世話をしていた彼がここで力尽きたのでした。

朝一番からとんだビックリサプライズでしたが
気を取り直していきましょう。

まだ夜明け前の薄暗い庭を散歩している御当主。
清涼な朝の空気に触れて気分一新!
昨日のゴタゴタは綺麗さっぱり忘れていきましょう!

・・・って御当主、引きずり過ぎ。

慊人「・・・・・・・・・どうせ僕は・・・」

打たれ弱さは天下一品でした。

慊人「紫呉なんてもう知らない・・・ぶくぶくぶくぶく」

勢いにのって風呂にも沈みます。

←どん底。

一度凹むと立ち直るまでに
数ヶ月はかかるので厄介です。
取り扱いには十分注意して下さい。

さて、御当主を鬱に追い込んだ犯人はというと。

紫呉「今日のラッキーアイテムは赤のミニスカートかぁ」

呑気に新聞読んでました。
これだからクラゲは!

しかしこのまま放っておくとまた呪われかねません。
というわけで紫呉さんが行動に出ました。

紫呉「ちょっとそこらを散歩しませんか?」
慊人「散歩・・・?」

外に連れ出して気を紛らわせようという作戦のようです。

慊人「・・・散歩くらいなら付き合ってやってもいいけど」
紫呉「ありがとうございます」

ご機嫌取り無事成功☆
これで仲直りできたらいいですね〜。

というわけで散歩にやって来ました。
ダウンタウンまで(爆)

慊人「・・・ってどこまで連れて来てるんだよ!
    だいたいこの服・・・っ」
紫呉「あ、それ今日のラッキーアイテムなんですよ」
慊人「・・・らっきーあいてむ??」
紫呉「そう、僕のね」
慊人「・・・・・・(怒)」
フテ腐れてしまいました。
機嫌取るどころか悪化してる!?

紫呉「機嫌悪そうですねぇ・・・。
    たまには外で過ごすのもいいじゃないですか」
慊人「・・・・・・・・・・」(むすー)

紫呉「でもなかなか雰囲気の良いトコでしょう?
    この建物、映画の舞台になった事もあるらしいですよ」
慊人「興味ない」

心底どうでも良さそうです。
相変わらず、
見事に片道通行な会話!

ともあれせっかくのデートですからね!
不機嫌なままの慊人さんを引きずって
とりあえず建物の中に入ってみる事にしました。
さすが小説家、一番に目をつけたのは本のコーナーみたいです。

紫呉「へぇ、品揃えは悪くないね」

ところでさっきから慊人さんの姿が見当たりませんが・・・

他の男に寄って行くあっきー。
こらこらこら、ナンパの兄ちゃんについてく気満々!
このままじゃまずいので小物コーナーへ移動。
可愛らしいクマのヌイグルミで気を引いてみます。

紫呉「買ってあげましょうか?」
慊人「い、いらない!いるわけないだろ・・・!」

すごく欲しそう(笑)

紫呉「じゃあそろそろ次に行きましょうか」

クマに熱視線を注ぐ慊人さんを残して
さっさと次の目的地に向かう紫呉さん。

慊人「・・・・・・・・・・・・」

あの〜クマに未練たらたらなんですけど。
素直に欲しいって言えばいいのにね〜。
あとで買ってもらいなさい。

次にやって来たのは洋服コーナーでした。
どうやら高級フォーマル服だけを取り扱う店のようです。
さすが草摩、選ぶ店が庶民とは違いますね〜!

紫呉さん、真剣な表情でなにやら物色してます。

紫呉「せっかくですし試着してみません?」
慊人「嫌」(即拒否)

邪な野望が見え見えですね。

紫呉「そう仰らずに・・・これも社会勉強ってやつですよ」

懸命の(しかも意味不明な)説得を試みる紫呉さんですが
ここで彼らの背後に大注目してみましょう。

なぜここにいるのはとりさん?

心配でこっそりついてきたみたいです。(仕事は?)
前回といい(第一話参照)やっぱり信用ないヨ紫呉さん☆

そんな心配性なはとりさんにはまったく気付きもせず
しぶしぶ試着室に入っていく慊人さん。

やはり紫呉さんが一枚上手。
結局は言いくるめられてしまったようです。

ではここからは御当主の魅惑の大変身をご覧いただきましょう!

一着目はふわふわのフェミニンなドレス♪

紫呉「いいねぇ、そのドレスなら胸の小ささも気になりませんし」

今すごく失礼な事言った!

続いてはエレガントな赤ドレス♪
おお、背中が大胆かつセクシーですよ・・・!

慊人「・・・・嫌だこれ・・・嫌い」
紫呉「たまにはそういうのもいいじゃないですか」

肌の露出が嫌いだという慊人さんには
ちょっと屈辱的な衣装かもですね。(紫呉さんのドSめっ!)

さあ、まだまだいきます三着目!

・・・・・・・・・・・??
ウェディングドレス・・・

慊人「ズルズルしてて歩きにくい・・・」
紫呉「よく似合っておいでですよ」

なんだか趣旨が変わってはいませんか?

気を取り直して四着目いきましょう!

・・・・・・・・・!?

巫女さん衣装デスカ・・・
思いっきり趣味に走り出す紫呉さん(&プレイヤー)

紫呉「これぞモエってやつ?」
慊人「?燃え?」(←なんか炎上してるし

それにしても違和感なしですね〜。やはり和が似合います。
紫呉さんも手叩いて大絶賛ですよ。

そして次の衣装は・・・

!!!!???

慊人「紫呉・・・・・・これ・・・?」(疑いの眼差し)
紫呉「そういうの最近流行ってるんですよ」(←大嘘)

紫呉さん、拍手喝采で大盛り上がり☆遊び放題です。
たぶん御当主は遊ばれてる事にも気付いちゃいません(爆)

こんな衣装も似合っちゃう御当主がスゴイですが

本当にこんなナースがいたら・・・
毎日医療ミスで大変そう(恐怖)

それにしても高級衣装店というわりには
妙なものばかり取り扱っているこのお店。
なんと店内でこの人の姿を目撃しました!

綾女「はっはっはっ、満足してもらえたかい?」

どうやら綾女ブランド取り扱い店だったようです。(納得)

さてさて魅惑の大変身を楽しんだ後はというと・・・
なんと紫呉さん、全部お買い上げ!

慊人「僕は絶対着ないからな・・・
   買うならお前が着ろよ

それはキモイと思います。

はとり「何をしているんだあいつは・・・」

暴走中の友人の背に冷ややかな視線を投げかけつつ
物陰から(丸見えだけど)こっそり見守るはとりさん。
すっかりあっきーの保護者ですね〜。

でも紫呉さんは気付いた上で無視してると思う。(確信)

御当主がぐったりしてきたので場所を公園に移しました。
はとりさんを振り切って。(許してはとりさん)

公園に到着するなりレンタルショップへ向かった紫呉さん。
大きなバスケットを借りています。

紫呉「ここら辺でいいかな」

池の側にバスケットを置きました。
どうやらピクニックのようですね!
なかなか素敵じゃありませんか。

シートを広げて二人並んで座ります。
いい感じですね〜。
めずらしく平和そう。

紫呉「恋人達の休日、って感じですねぇ」
慊人「恋人・・・?・・・誰と誰が?」
紫呉「それはもちろん僕と君が」
慊人「死んで来い」

意見の不一致発生。

しかしそれくらいで引き下がる紫呉さんじゃありません。
ムードが高まった頃合いを見計らって攻めにでます。

紫呉「慊人さん、こっちこっち」
慊人「?」

ちゅv

なんだかとってもイイ感じ!たまには甘くいきましょう。
日頃の目を覆いたくなる惨劇が嘘のよう。

しかし二、三分後(シム時間)には・・・
いい雰囲気を通り越して
危ない雰囲気になってる!?(汗)
トラブルメーカー二人にドキドキハラハラさせられっぱなしですが
ちょうどお昼時なのでイチャイチャは中断してお昼ご飯です。
青空の下で食べるサンドイッチは格別ですよね〜♪

紫呉「こんな開放的な場所でお食事っていうのもいいですね」
慊人「別に・・・どこで食べたって変わらないだろ」

素敵にクールな返答です。
そんなことより御当主、
見えそう見えそう(汗)

紫呉「慊人さん・・・スカート、短いんですから
    気をつけないと見えちゃいますよ」
慊人「・・・それが何だよ」

男らしすぎる彼女。惚れ直しますね。(え
でも二人の向かい側が街路になっているので
通行人からバッチリ丸見えだと思われます(爆)

そして・・・。

紫呉「慊人・・・・・」

もう好きにしてください。(投げやりプレイヤー)

傍から見ればただのバカップルですが
往来から丸見えであろうスカートの中を
身を呈して死守しようという
紫呉さん必死の防御策なのです。

色々大変なんですよ。by紫呉
紫呉『こういうのもなかなか、悪くはないよねぇ』
慊人『さっきのクマ買ってくんないかな・・・』

それぞれの思惑が交差する初夏の空。
(交差したまますれ違ってるぅ!)

ともあれ無事にデートは終了。
終始関係は良好でした。良きかな良きかな。

どうやら今日は呪われずに済みそうです。
なんて落差の激しいこの人たち!

夕方、屋敷に帰宅。

慊人さんは一日中引っ張り回されて疲れた様子です。
眠くてたまらないらしい。

そのまま二人揃って夕食も食べずに寝てしまいました。
おやすみなさい、良い夢を・・・

ところで御当主。
たまには紫呉さんの夢も見てあげようよ。

慊人「う〜ん、紅野・・・むにゃむにゃ」

大丈夫なんでしょうか、この二人。(不安が募るプレイヤー)



     

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送