朝、いつものように目覚めてみると・・・。 慊人「・・・・ん・・・」 |
ベッド脇で立ったまま爆睡中の紅野さんがいたんです。
慊人「紅野・・・寝てるの?」
紫呉「・・・・・これは一体どういう状況だい?」(黒オーラ絶賛発信中)
※)昨夜遅くに犬の世話をしていた彼がここで力尽きたのでした。
朝一番からとんだビックリサプライズでしたが 気を取り直していきましょう。 まだ夜明け前の薄暗い庭を散歩している御当主。 |
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・・・って御当主、引きずり過ぎ。 慊人「・・・・・・・・・どうせ僕は・・・」 打たれ弱さは天下一品でした。 |
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慊人「紫呉なんてもう知らない・・・ぶくぶくぶくぶく」 勢いにのって風呂にも沈みます。 |
←どん底。 一度凹むと立ち直るまでに |
さて、御当主を鬱に追い込んだ犯人はというと。 紫呉「今日のラッキーアイテムは赤のミニスカートかぁ」 呑気に新聞読んでました。 |
しかしこのまま放っておくとまた呪われかねません。 というわけで紫呉さんが行動に出ました。 紫呉「ちょっとそこらを散歩しませんか?」 外に連れ出して気を紛らわせようという作戦のようです。 |
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慊人「・・・散歩くらいなら付き合ってやってもいいけど」 紫呉「ありがとうございます」 ご機嫌取り無事成功☆ |
というわけで散歩にやって来ました。 ダウンタウンまで(爆) 慊人「・・・ってどこまで連れて来てるんだよ! だいたいこの服・・・っ」 紫呉「あ、それ今日のラッキーアイテムなんですよ」 慊人「・・・らっきーあいてむ??」 紫呉「そう、僕のね」 慊人「・・・・・・(怒)」 |
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フテ腐れてしまいました。 機嫌取るどころか悪化してる!? 紫呉「機嫌悪そうですねぇ・・・。 |
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紫呉「でもなかなか雰囲気の良いトコでしょう? この建物、映画の舞台になった事もあるらしいですよ」 慊人「興味ない」 心底どうでも良さそうです。 |
ともあれせっかくのデートですからね! 不機嫌なままの慊人さんを引きずって とりあえず建物の中に入ってみる事にしました。 さすが小説家、一番に目をつけたのは本のコーナーみたいです。 紫呉「へぇ、品揃えは悪くないね」 ところでさっきから慊人さんの姿が見当たりませんが・・・ |
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他の男に寄って行くあっきー。 こらこらこら、ナンパの兄ちゃんについてく気満々! |
このままじゃまずいので小物コーナーへ移動。 可愛らしいクマのヌイグルミで気を引いてみます。 紫呉「買ってあげましょうか?」 すごく欲しそう(笑) |
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紫呉「じゃあそろそろ次に行きましょうか」 クマに熱視線を注ぐ慊人さんを残して |
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慊人「・・・・・・・・・・・・」 あの〜クマに未練たらたらなんですけど。 |
次にやって来たのは洋服コーナーでした。 どうやら高級フォーマル服だけを取り扱う店のようです。 さすが草摩、選ぶ店が庶民とは違いますね〜! 紫呉さん、真剣な表情でなにやら物色してます。 |
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紫呉「せっかくですし試着してみません?」 慊人「嫌」(即拒否) 邪な野望が見え見えですね。 |
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紫呉「そう仰らずに・・・これも社会勉強ってやつですよ」 懸命の(しかも意味不明な)説得を試みる紫呉さんですが なぜここにいるのはとりさん? |
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そんな心配性なはとりさんにはまったく気付きもせず しぶしぶ試着室に入っていく慊人さん。 やはり紫呉さんが一枚上手。 ではここからは御当主の魅惑の大変身をご覧いただきましょう! |
一着目はふわふわのフェミニンなドレス♪ 紫呉「いいねぇ、そのドレスなら胸の小ささも気になりませんし」 今すごく失礼な事言った! |
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続いてはエレガントな赤ドレス♪ おお、背中が大胆かつセクシーですよ・・・! 慊人「・・・・嫌だこれ・・・嫌い」 肌の露出が嫌いだという慊人さんには |
さあ、まだまだいきます三着目! ・・・・・・・・・・・?? 慊人「ズルズルしてて歩きにくい・・・」 なんだか趣旨が変わってはいませんか? |
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気を取り直して四着目いきましょう! ・・・・・・・・・!? |
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巫女さん衣装デスカ・・・ 思いっきり趣味に走り出す紫呉さん(&プレイヤー) 紫呉「これぞモエってやつ?」 それにしても違和感なしですね〜。やはり和が似合います。 |
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そして次の衣装は・・・ !!!!??? |
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慊人「紫呉・・・・・・これ・・・?」(疑いの眼差し) 紫呉「そういうの最近流行ってるんですよ」(←大嘘) 紫呉さん、拍手喝采で大盛り上がり☆遊び放題です。 |
それにしても高級衣装店というわりには 妙なものばかり取り扱っているこのお店。 なんと店内でこの人の姿を目撃しました! 綾女「はっはっはっ、満足してもらえたかい?」 どうやら綾女ブランド取り扱い店だったようです。(納得) |
さてさて魅惑の大変身を楽しんだ後はというと・・・ なんと紫呉さん、全部お買い上げ! 慊人「僕は絶対着ないからな・・・ それはキモイと思います。 |
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はとり「何をしているんだあいつは・・・」 暴走中の友人の背に冷ややかな視線を投げかけつつ でも紫呉さんは気付いた上で無視してると思う。(確信) |
御当主がぐったりしてきたので場所を公園に移しました。 はとりさんを振り切って。(許してはとりさん) 公園に到着するなりレンタルショップへ向かった紫呉さん。 |
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紫呉「ここら辺でいいかな」 池の側にバスケットを置きました。 |
シートを広げて二人並んで座ります。 いい感じですね〜。めずらしく平和そう。 紫呉「恋人達の休日、って感じですねぇ」 意見の不一致発生。 |
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しかしそれくらいで引き下がる紫呉さんじゃありません。 ムードが高まった頃合いを見計らって攻めにでます。 紫呉「慊人さん、こっちこっち」 |
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ちゅv なんだかとってもイイ感じ!たまには甘くいきましょう。 |
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しかし二、三分後(シム時間)には・・・ いい雰囲気を通り越して危ない雰囲気になってる!?(汗) |
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トラブルメーカー二人にドキドキハラハラさせられっぱなしですが ちょうどお昼時なのでイチャイチャは中断してお昼ご飯です。 青空の下で食べるサンドイッチは格別ですよね〜♪ 紫呉「こんな開放的な場所でお食事っていうのもいいですね」 素敵にクールな返答です。 |
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紫呉「慊人さん・・・スカート、短いんですから 気をつけないと見えちゃいますよ」 慊人「・・・それが何だよ」 男らしすぎる彼女。惚れ直しますね。(え |
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そして・・・。 紫呉「慊人・・・・・」 もう好きにしてください。(投げやりプレイヤー) |
傍から見ればただのバカップルですが 往来から丸見えであろうスカートの中を 身を呈して死守しようという 紫呉さん必死の防御策なのです。 色々大変なんですよ。by紫呉 |
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紫呉『こういうのもなかなか、悪くはないよねぇ』 慊人『さっきのクマ買ってくんないかな・・・』 それぞれの思惑が交差する初夏の空。 |
ともあれ無事にデートは終了。 終始関係は良好でした。良きかな良きかな。 どうやら今日は呪われずに済みそうです。 |
夕方、屋敷に帰宅。 慊人さんは一日中引っ張り回されて疲れた様子です。 |
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そのまま二人揃って夕食も食べずに寝てしまいました。 | |
おやすみなさい、良い夢を・・・ ところで御当主。 慊人「う〜ん、紅野・・・むにゃむにゃ」 大丈夫なんでしょうか、この二人。(不安が募るプレイヤー) |
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