そして翌朝。

慊人「うーゲホゲホ。あ〜頭痛い」

盛大に仮病を使って朝から寝込んでます。
えらい無気力なお子様です。

そしてなにやら窓の向こうにピンクの人影(?)が。
どうやら父様がピンクのクマを捕獲した様子(笑)

どこかで見た事のあるピンクのクマを早速お出迎え。
さすがは十二支を統べる神様、クマもすぐ手なずけます。

とりあえずケモノはお局の部屋に招き入れて
お局の隠し酒でおもてなしする事にしたようです(え)

しかもチビ慊ちゃん、このクマを大層気に入った模様。

慊人「ねぇ紫呉、このクマ飼いたい」
紫呉「
ダメ捨ててきなさい」

どうやら紫呉少年はクマがお嫌い。(ジェラシー?)

もっとクマに酒を飲ませてみようと
キッチンまで酒探しにやって来たチビ慊人。
そこにはなんだか決意に満ちた表情の晶さんが立ってました。

慊人「父様、何してるの?」
晶「今からお前のためにケーキを作ろうと思ってるんだ」

ちょっと待て、料理できんのかお前?(素朴な疑問)

慊人「父様ケーキ作れるの?」(ワクワク)
晶「もちろんだよ。父様は
宇宙人を料理した事もあるんだから」

それはつまり料理の経験はないって事ですね?(爆)

晶「クマの丸焼きだってお手のモノさ」
慊人「ほんと?父様すごい!」

それなら丁度いい食材がいますしね。(クマ生命の危機)
しかし娘に大層なホラを吹き込んでいますが
冗談なのか本気なのか非常に判断難しい人ですね。

プレイヤーの心配はよそに
晶さんのケーキ作りはスタートしてしまいました。

晶「コレをこうしてアレをああするんだよ」
慊人「わ〜父様すご〜い!」

えー、なんだか妙に手際が良いんですけど
当然のごとく
彼の料理スキルはゼロなわけです。
・・・勘?もしかして勘なの晶さん?(冷や汗)
なにこのイチかバチかクッキング。

せめて料理の本とか見ようヨ・・・という祈りもむなしく
アッという間にケーキ生地が完成。(早いなオイ)

晶「そしてこれをオーブンで焼くんだよ(多分)」

得体の知れない物体をオーブンに入れて数秒後――

 

ちゅどーん!!

・・・!? ば、爆発した・・・?
通常のケーキ作りでは爆発物は混入しないと思われますが。
(どういう事なの晶さん)

慊人「父様、今なんかスゴイ音がした・・・」
晶「はははは、本当だね」
(←他人事)

もわもわもわ・・・

慊人「父様・・・なんか変なニオイがする」
晶「はは、本当だね。ほら、見てご覧よ慊人。
  煙がもうもうと吹き出してきたよ。
   面白いね」
(←思いっきり他人事)


そして中の物体を恐る恐る取り出してみると・・・・・・・

・・・消し炭でした☆
思わずガックリとうなだれるチビ慊人が大変可愛らしい(笑)

期待していただけに落胆を隠せない様子の娘。
さて晶さん、一体この場をどう収めるのかと見守っていたら・・・

ケーキになる予定だった黒い物体を床に放置。

晶「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
慊人「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
晶「慊人・・・・・・っ!」(がばっ)
慊人「父様・・・・っ!」(ぎゅむーっ)

そして現実逃避。(こ の 親 子 は)

あの〜、盛りあがっているところ大変恐縮ですが
そこの危険物片付けてよ。

そしてそんな父娘の背後では――。

楝「どうかしら、このお肌。ハリとツヤには自信があるのよ。
  誰かさんのようにシワシワだと、さぞお手入れが大変でしょうね(毒)」
お局「まあ・・・っ(怒)貴女のような低俗な女は晶さんには相応しくありませんっ!」

壮絶なる女のバトルが繰り広げられていました(爆)
すごい家庭だ・・・!

父様との親子劇を堪能した後部屋に戻ると
なんと紫呉少年が待っていました。

紫呉「慊人さん、さっきのクマが欲しかったんでしょう?
    本物はダメですけど、代わりにいいモノをあげましょうか」
慊人「ほんとうに?何をくれるの?」(ワクワク)

大好きな紫呉からプレゼントを貰えるとあって
期待に胸ときめかせるチビ慊人。(可愛いなぁv)
さて、一体何を貰えるのかな?

・・・!?
慊人「・・・・・・・・・・・・・・しぐれ?」
紫呉「思ったとおり、よくお似合いですね」
慊人「・・・・・・・・・・・・・・何?これ・・・?」
紫呉「ご覧の通りクマですよ」

クマはクマでもこれパンダ。
(ツッコむところが違います)

しかも超合金!?重そう!

慊人「ち、違う・・・僕はクマになりたいんじゃない・・・っ
    クマが・・・パンダで・・・っ」(むせび泣き)

パンダ、錯乱。

紫呉「コレ見つけるのに結構苦労したんですよ。
    ここの頭の飾りがポイントなんです」(←聞いちゃいない)
慊人「・・・紫呉なんか・・・紫呉なんか・・・っ!」

慊人「紫呉なんかパンダになっちゃえーっ!!」(うわぁん)

パンダ逃走。
捨て台詞が大変意味不明です。

マッハの勢いで廊下を駆け抜ける超合金パンダ。

楝「・・・なに馬鹿な格好をしているのよあんた」(冷たい視線)
慊人「・・・・・・・・・・・・・っ!」

一番見られたくない人に見られちゃった☆

慊人「紫呉なんか・・・っ!もう遊んでやんないからな・・・っ!」

こうしてチビ慊ちゃんは今日も順調に
捩れてゆくのでしたとさ☆(笑い事じゃない(汗))

てゆうか、それ脱げばいいのにね・・・。
木馬が潰れそう(汗)

←諸悪の根源。

紫呉「あ〜面白かった。
    次はどうやっていじめようかなぁ・・・」

←そしてすっかり存在を
  忘れ去られているクマ。

モモ「うぃ〜ヒック、酒持ってこーい!」



     

 

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