10月31日。

その日も彼にとってはなんてことない普段通りの日常・・・
のハズでした。(過去形)

朝から草摩の屋敷中を忙しく駆け回り

まずは朝食の準備。(え)
そして鯉の餌やり。(あ、あれ?)
そして現実逃避。(えぇぇーーっ!?)


・・・このバーチャルゲーム、依存性があるみたい。

と、ここまではいつも通りの日常風景(?)だったのですが
そうしている間にも異変は訪れようとしていたのです・・・。

はとり「慊人、紫呉はどうした?朝から姿を見ないが・・・」
慊人「あんな奴知らない」
はとり「(また喧嘩でもしたのか・・・)」

そうして時刻は昼過ぎ。

ようやく一段落した彼が診療所へ戻ろうと廊下を歩いてると・・・。

あからさまに様子がおかしい
渡り廊下。

はとり「・・・・・・・・・・・・・・・?」

見覚えのない怪しげな門をくぐってみるとそこは・・・

診療所があり得ない事になってたんです。


はとり「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(呆然)

はとり「・・・・・・これは一体どういうわけだ」

いつも冷静沈着な彼もさすがに動揺を隠せないらしい。
思わずカメラ目線になってますよーはとりさん。

紫呉「あ、はーさんおかえり〜。どぉ?驚いたでしょ?」
はとり「
やはりお前の仕業か
紫呉「力作デス」

いつだって彼の心の平穏を打ち砕く元凶はこの男。
トラブルメーカーもとい、
はとりさんの心労製造マシーンその2
(その1はもちろんあの娘(笑))、草摩紫呉の仕業でした。

はとり「・・・で、なんだこの魔物の巣窟みたいな部屋は・・・」
紫呉「やだなぁはーさん、今日が何の日か知らないのかい?
    ハロウィンだよ、ハロウィン」
はとり「それくらいは知っているが、それとこれとどう関係がある」
紫呉「いやー、近頃慊人が退屈退屈うるさいからさー。
    ハロウィンに便乗して一発どーんと驚かせてやろうかと」
はとり「そういう事は自分の部屋でやれ」(正論)

大事な仕事場を勝手にリフォームされた方は大迷惑です。
・・・たとえほとんど仕事をしていなくても!(爆)

←ちなみにBefore。
たった数時間留守にしただけでこの変貌ぶり。
壁まで取っ払って凄まじいビフォーアフターっぷりです。

はとり「まさかお前一人でやったのか?(よくここまで・・・)」
紫呉「まっさか〜、女中サン達に手伝ってもらったんだよ」

さっすが草摩ー!(それは感心するところじゃない)

そこへふらりと御当主がやって来ました。
気になる御当主の反応は・・・?

慊人「何これ・・・寝る所がない・・・っ

ああ、そっかぁー・・・・・・。(遠い目)
お気に入りのフテ寝スポット(=診療台)がなくなってるもんねー・・・。
・・・・・・他に言う事ないんですか当主様(涙)

う〜ん、それにしても見れば見るほど薄気味悪い部屋・・・!
無秩序にカボチャと骸骨のオブジェが設置されてます。
これじゃあハロウィンというより
お化け屋敷
慊人「なんでカボチャだらけなんだよ・・・悪趣味」

どうやらカボチャは嫌いらしい。

慊人「・・・・・・これは・・・悪くないな」

でも骸骨は気に入ったらしい。変な子ー!

紅野「なんでこんな所にカラスがいるんだろう・・・」

後からやって来た紅野さんも事態がさっぱり飲み込めません。

 

ピンポーーーーン♪

おっと誰かお客さんが来たみたいですよ。

・・・・・・・・・・・・それにしても・・・
思わずそのままお引取り願いたくなるようなこの後ろ姿は一体・・・?

はとり「客が来たんじゃないのか?」
紫呉「ああ、放っておいても大丈夫だよ」
はとり「・・・?」

はとりさん、後ろ、後ろ!(汗)
後ろに得体の知れない何かがいる(滝汗)

綾女トリック・オア・トリートっっ!!!!
はとり「・・・!!?今度は何事だ・・・?」
紫呉「いらっしゃ〜い、あーや」
綾女「やあっ!しばらくぶりだね皆の衆っ!」

綾女さん、素晴らしいファッションで華麗に登場。

はとり「・・・敢えて聞くがその格好は何だ」
綾女「見ての通り猫耳メイド服だよっ!」
はとり「そうじゃない、どうしてそんな格好をしていると聞いてるんだ」
綾女「それはもちろん今日がハロウィンだからさっ!
    コスプレなくしてハロウィンは始まらないからねっ!」
(注:コスプレじゃなくて仮装ですゼ綾女さん)

さすが黙ってれば美形なだけあって似合ってますよ。似合ってるけど・・・
しかし一体何を狙ったファッションなんだろう・・・(遠い目)

綾女「早速だがぐれさん!頼まれていたものを持ってきたよっ!
    もちろん全部ボクの店の人気商品ばかりさっ!」
紫呉「ありがと〜あーや、助かるよ」

とてつもなく嫌な予感を察知したのか
さり気に逃げようとしているはとりさん。

が、世の中そう上手くはいきません(笑)

綾女「とりさんにはボクのスペシャルを用意したよっ!
    喜んでくれたまえ!おっと礼には及ばないさっ!」
はとり「いらん気を回すな


さてさて皆さんすでにお分かりですよね?綾女さんが届けに来るものといえば
唯一つ
ハロウィンといえばやっぱり
仮装なわけですよ仮装!!
そこら辺は抜かりがないのが我らが紫呉さん。仮装衣装はすでに調達済み!
ちなみに
全員有無を言わさず強制参加なのでちゃんと四人分用意してますよー。

というわけで早速ハロウィン衣装に着替えていただきましょう!
まずは御当主から。

慊人「・・・・・・・・・なんで僕が悪魔なわけ?」(不満気)

御当主は小悪魔衣装です。わ〜可愛い〜〜vv
そこ、コイツは小悪魔なんて可愛らしいレベルじゃない
とか突っ込まないように(爆)

後ろ姿はこんな感じ。

デビルな羽根としっぽがポイントです。
ちなみに手に持ってるのは
フォーク状の武器

・・・この人に凶器を与えるのは大変な自殺行為ですねー。
ハロウィンパーティがとんだ殺傷事件にならない事を祈ります。(怖)
特に紅野さんとか紅野さんとか気をつけて!(名指し)

さて、続いて紫呉さん。彼はマジシャン風の衣装です。

紫呉「ハロウィンぽくなってきたね。似合うかな?」

ああ、なんかもう色んな意味でお似合いです。全然違和感ないです。
特にイカサマっぽいところがピッタリだと思う!(褒めてません)

はとりさんはハロウィンの定番、ヴァンパイアですよー。
キャーカッコイーー!!!(プレイヤー大興奮)
こっちもまったく違和感ないな〜。

はとり「なぜ俺まで・・・」

本人は激しく不服そうですが、マントなびく立ち姿にうっとり。

そんなわけで綾女ブランドのハロウィン衣装に仮装(コスプレともいう)した三人。
お、なかなか決まってる!

ん?そういえばまだもう一人残ってましたね。
さてさて紅野さんは一体どんな衣装なのかというと・・・。

紅野「え、えっと・・・・・・(滝汗)」

・ ・ ・ 。
激しく方向性の違う人発見。

なぜか一人だけ着ぐるみ着せられた紅野さん。しかもピンク。
絶対紫呉さんの差し金だー!

さすがの天然坊ちゃんも鏡に映った自分の姿を前に
重大な疑問を感じずにはいられないらしい。

紅野「・・・・・・俺は・・・一体・・・」



        

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送