さーて、ご馳走を食べてお腹も満足したところで
皆で宴会らしく盛り上がって欲しいところですが・・・
こちらの二人、なにやら向かい合って
不穏な空気を発しています。

楽羅「・・・勝負よっ、夾君!!」
夾「女だからって手加減しねぇぞ」

一体何事?

夾「ふんっ!!どうだ!師匠の下で鍛え上げたこの胸筋っ!」

どうやら恒例の筋肉自慢みたいです。(えー)

いざ、筋肉王座決定戦スタート!!
まずはチャレンジャー・夾君!
厳しい修行の賜物、自慢の胸筋を猛アピールだ!

楽羅「ふふ、まだまだねっ夾君!」

おおっとチャンピオン楽羅ちゃん!
チャレンジャーを指差して嘲笑っているぞー!?
いきなりの勝利宣言か!?

楽羅「どう!?この無駄のない肉体美っ!!」
夾「・・・・・・・・・・・くっ」

楽羅ちゃんWIN〜!!

・・・・・・って、勝ってどうするよ。

ちなみにこの後春君にも勝負を挑み、二人抜き達成〜☆

・・・・・・彼女は一体どこへ向かっているのか。(遠い目)

そしてそんな楽羅ちゃんに尊敬の眼差しを注ぐりっちゃん。

利津「かっ、楽羅ちゃんっっ!!
    ぜひ私に男らしくなるためのコツの伝授をっ!!」
楽羅「そだね〜水泳なんて初めてみたらどうかなぁ?」

聞く方も聞く方だけどマジに答える方も答える方です。

透「あの、なんだか少々お元気がないようですが・・・
  どうかなさいましたか?」
夾「いや、ちょっとな・・・気にしないでくれ」

まさか筋肉勝負で楽羅ちゃんに負けただなんて
死んでも言えないよね。(当たり前です)

さて、一方こちらの大人二人組。
おや?何か見つけたみたいですよ。

紫呉「ねぇ、はーさん。何をしてるんだろうね、あの子は」
はとり「・・・さあな」

彼らの視線の先に目をやってみると・・・。

慊人「綺麗・・・(うっとり)」

野点傘に夢中になってる御当主。

傘>>桜

・・・彼女もなかなか謎に満ちた美的感覚の持ち主です。

紫呉「変な子だねぇ」
はとり「・・・そっとしておいてやれ」
その頃楽羅ちゃん、今度は恋愛講座開講中でした。

楽羅「恋なんてねぇ、押しとイキオイが大事なんだよ」
紅葉「へぇ〜、カグラすごぉ〜い!!」

さっすが突進型の楽羅ちゃんらしいです。
力で無理矢理押さえ込む式恋愛感ですね!
しかしこのやり方は99%相手に引かれるので注意しましょう(爆)

素直に感動した紅葉君は早速話を広めておりました。

紅葉「恋はね、イキオイが大事なのよ」
慊人「・・・ふぅん」

・・・って言う相手を激しく間違っていませんかね。
その娘をそれ以上暴走させてどうするかー!

と、一部が間違った方向に盛り上がっているようですが
皆それぞれ思い思いに時を過ごしているようですよ。

杞紗「わぁ、可愛い猫ちゃんだ・・・」
春「杞紗、あんまり走ると危ない」

子供は元気に野を駆け巡り。

こちらは猛烈逆立ちアピール。

燈路「みっ見て・・・杞紗、ちゃんと見てる!!?」
春「杞紗なら猫追いかけてどっか行ったけど」
燈路「な、なんでだっ!!」

燈路君も気合が空回り気味(笑)

そんなささやかな平穏な時間を打ち破るけたたましい笑い声
嫌な予感がしつつ恐る恐る視点を向けてみると

綾女「とりさんっ!背中がガラ空きだよっ!!!」
はとり「・・・・・・・・」
←すっかり慣れてる人

やはりこの人でしたか。(溜め息)

暴走し出した綾女さんは急には止まれません。
奇声を発しながら次のターゲットに襲い掛かります。

綾女「ぐれさん、スキありっ!!!」
紫呉「キャーッ、やだもぉ、びっくりしたぁv」
←ノリのいい人
由希「何してるんだか・・・」

大人の方が大人げない、という素敵な図式ですね(笑)

綾女「ばあああああああっ!!!」
紅野「えっ!?あっ、え?なに???」
←素で戸惑う人

紅野さん、未知との遭遇
こういう人種に慣れていない彼。
まるで
宇宙人に遭遇した人状態です。

綾女「はーはっはっはっはっはーっ!!!!」
慊人「・・・・・っ!!!??」
←本気で逃げ腰の人

トラブルメーカー御当主もこの人には敵わないみたいです。

炸裂する綾女ワールド。
メルヘンの国から飛び出て来た彼に皆たじたじ。

由希「兄さんはもっと平穏に生きるべきだと思う」
はとり「ああ、まったくだな」
綾女「「ま、それはともかくとしてだねっ!
    さあ、皆で花見酒といこうじゃないかっ!」
紫呉「お茶だけどね〜、これ」

なにはともあれ会場の盛り上げ役には
これ以上ない人材かもしれませんね。

さて、綾女さんのおかげで妙な疲労感に包まれつつありますが
他のメンバーの様子を覗いてみましょうか。

春「リン、あっちでひなたぼっこしよう」
リン「う、うん・・・いいよ」

こちらは相思相愛。いい感じに盛り上がっています。

透「桜の下でお茶会だなんて素敵ですね。
   お花がとても綺麗です!」
夾「あ、あぁ、そうだな・・・(ドキドキ)」

こちらも負けずとなかなかいいムード。

燈路「ねぇ杞紗、今度シャボン玉作って遊ばない?
    杞紗にすごく大きなシャボン玉を見せてあげるよ」
杞紗「ほんと?ありがとう燈路ちゃん!」

うーんほのぼの〜。実に微笑ましい。

・・・・・・・・・・・・・・が、

ひゅるるるるるる〜〜〜

なんかここだけ極寒の地なんですけど。
目を離した隙に何があったの、この人達(滝汗)

邪悪オーラで
桜も枯れそう
そんな邪悪オーラに引き寄せられてしまったのか
いつの間にか宴会に
死神が紛れ込んでいました。(怖)
そんな死神と親睦を深めつつある御当主。
縁起悪・・・!!

死神「死神ってのも結構な肉体労働でさ〜大変なのよぉ。
    昨日なんて7回も鎌を振り上げたせいで筋肉痛だっつーの」
慊人「ふふっ・・・お前面白いね」

なんか嫌な話題で意気投合してるし。

その頃洗面所でもこんなホラー劇場が。

りっちゃん「ひぃぃぃぃぃぃっごめんなさいぃぃぃぃぃぃ!!
       私なんかがお花見に来てごめんなさいぃぃぃぃ!
       どうかお〜ゆ〜る〜し〜を〜〜〜!!!!」
骸骨メイド「?」

りっちゃん、洗面所で骸骨メイドに遭遇して恐慌状態です。
正直、どっちがホラーだか分かりません。(爆)

比較的まともそうな人を見てみましょう。

その頃はとりさん、鯉のエサやりに夢中。
花見なのになんで鯉なんだよはとりさん!
頼むよはとりさーん!

ところで誰か桜見てます?(プレイヤーの素朴な疑問)

お、庭の隅っこで絵画に励む紅野さんを発見しました。

慊人「・・・紅野、何してるの?」
紅野「絵を描いているんだよ。春の風景を絵にしてみようと思ってね」

散りゆく桜を絵に描きとめようというわけですね。
風流ですなぁ〜。

しかし満開の桜を前にチューリップを題材にする
彼のぶっ飛んだ発想力に
ピカソもびっくりですよ

彼の頭の中では桜ではなくチューリップが満開らしい。

それを見た慊人さんも創作意欲が湧いてきたのか
それとも単なる暇つぶしなのか
紅野さんと並んでなにやら絵を描き始めました。

さあ、御当主は一体どんな絵を描くのかな〜(ワクワク)

・・・って迷った形跡もなく違うもの書いてる・・・!
(ス○ーピー?)

紅野「あ、慊人、その絵は・・・?」
慊人「
(キッパリ)」
紅野「えっ・・・!?い、犬!?
   (ど、どうして犬・・・?あ、もしかして紫呉兄さん?
    てゆうかそれ犬なの・・・?)」(←困惑中)

さあ、どうする?この場をどう切り抜ける紅野さん!?

紅野「そ、そっか、すごく芸術的な絵だね
慊人「・・・・・・・・・・・・・・」

・・・抽象的コメントで逃げました。
芸術って難しい。(by紅野画伯)

そんな事をしているうちに時刻はもう三時過ぎです。
小腹も空いてきたのでお汁粉を用意してみた紅野さん。

燈路「こんな暖かい日にお汁粉はどうかと思うよ。
    もっと季節に合った食べ物用意できない訳?」

お子様に一刀両断にされました

紅野「ご、ごめん・・・」

なにこの切ない展開(涙)

心なしかちょっと背中が寂しそう(ほろり)

紫呉「出前が来たよ〜」

せっかく紅野さんがお汁粉用意してくれたのに
なぜか出前を頼んでる紫呉さん。(花見にラーメンってどうよ)
恐るべし自己中。

しかしこちらは皆に大好評でした。

春「夾、早食い勝負・・・」
夾「誰がするか
リン「・・・・・(もくもく完食)」

それにしても食欲旺盛ですね〜皆さん。

そしてなぜか後始末は彼の仕事。

・・・・・・今週の掃除当番?
頑張れ我らが紅野さーん!

そして再びまったり談笑タイム。
・・・
紫呉さんお邪魔虫ぃ!!(←絶対わざと)

紫呉「透君今日はまたずいぶんと可愛いね〜」
透「えっ、いえ、可愛いだなんて私にはとても・・・!」
紫呉「ね、夾君もそう思うよね?」
夾「んなっ!!?な、何言ってんだお前!」
紫呉「いや〜ん、照れちゃってかわい〜☆」
夾「・・・っ(この馬鹿犬、いつか絶対絞めてやる(怒))」


と、大変盛り上がっているところスミマセンが・・・

背後にものすっごい孤独そうな人がいるんですけど。

慊人「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

・・・神はとっても孤独なのです(ホロリ)

 

立ち上がるとそのまま酒樽に向かった御当主。
ってなぜ庭に酒樽が???(ミステリーです)

慊人「ふん・・・紫呉なんて野良犬にしてやる・・・」

一本目〜。

ぐびぐび。

二本目〜〜。

ぐびぐびぐび。

うわぁ、すごい飲みっぷり(汗)
しかしずいぶんと酒癖の悪い女神ですね・・・。

ぷっは〜。

通りすがりのはとりさん、酔いどれ娘を発見。

はとり「・・・慊人?そんな所で何をやっている?」
慊人「・・・・・・???はとりが二人いる・・・」
はとり「飲みすぎだ」

心なしか目も虚ろ(笑)

その頃紫呉さんはというと。

3・2・1・発射〜〜!

・・・ってコラ、桜を炎上させる気かー!?

紫呉「お〜ずいぶん高く上がったねぇ」

天高く舞い上がったロケット花火は・・・

通りすがりの夾君の目の前を急降下し
彼の足元で大爆発しました。
大変危険なので良い子も悪い子もマネしないように!

紫呉「あれぇ?花火どこに行った〜?」
夾「おい・・・(怒)」

そんな周囲の喧騒をよそに御当主はというと。
今度は静かに池を見つめていました。

慊人「・・・・・・・・・・・・」

ようやく落ち着いてくれたようで一安心。

紫呉「何なさってるんですか?こんな所で。
    お花見は退屈ですか?」
慊人「・・・しぐれ・・・・・・」

さり気なく通りかかったフリをして声をかける紫呉さん。
池の周囲を飛んでいる蝶といいなんだか
とても絵になるショット

慊人「シグレ(犬)、お手」(←泥酔)

・・・・・・・
口さえ開かなければ(涙)

紫呉「・・・しばらく見ない間にすっかり出来上がってますね」

慊人「なに?お前お手もできないの?
    じゃあ三回まわってワン」(←かなり泥酔)
紫呉「・・・わん」

酔っ払いに絡まれる紫呉さん。

慊人「じゃあ次、そこにお座り」(←ヤバイほど泥酔)
紫呉「・・・池の中を指差して『お座り』っていうのも酷ですよ」

どうしましょうねぇこの酔っ払い

そんな泥酔御当主を見かねた紫呉さん。

紫呉「ほら、そんなにフラフラで立ってると池に落っこちちゃいますよ」

支えるようにそっと手を差し出して・・・

むぎゅ〜。

熱〜い抱擁。
お?いいムード!いいムードなんですけど
宴会会場で真っ昼間からイチャイチャしていると・・・。

思いっきり見られてますがな。

透「慊人さん、あちらで皆さんと・・・・・は、はうっっ!!///」

透「あっ、あのっ、私、みっ、見てません!」
慊人「は?・・・何を?」
透「い、いいいいえ、ですから、見てないのです!!」
慊人「・・・?」

とりあえず落ち着け、透君!



        

 

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