早朝の悲劇から数時間後・・・・

はとり「薬がなくなっている…?どういう事だ」

まさか
惚れ薬なるものを開発していたとは露知らず、
薬が無くなっている事に首を傾げるばかりのはとりさん。

そして一方・・・悲劇の人・草摩紫呉

安眠してる間に
御当主が不倫に走ったとは知らず
御当主に抱きつかれて上機嫌ですよ。(哀れ☆)

慊人さん、すっかり朝の出来事忘れたように見えますが
しっかりモティマーにハート点灯してますから(涙)
責任取ってください、はとりさん。
しかしさすがは勘の良い男、紫呉さん。
何か嗅ぎ付けたのか御当主と話し合い中です。
(ちなみにはとりさんは懲りずに研究続行中)

紫呉「今日は体調も良さそうですね。
    気分転換に映画でも見にいきませんか?」
慊人「興味ない」
紫呉「じゃあせめてお茶だけでも」
慊人「行きたくない」
紫呉「そう言わずに・・・」

上機嫌でデートの
お誘い中でした。(爆)

しかも見事説得に成功した模様。
早速どこかに出かけるようです。しかもスーツ姿!(プレーヤーの趣味

紫呉「じゃ、出かけてくるね」
はとり「遅くならないようにな」

気分はすっかり保護者なはとりさん。(良きお兄ちゃんのようで微笑ましい)

うるさいのが二人ともいなくなったところで
朝から黙々続けていた新薬開発にスパートをかけます。
表情は真剣そのもの。
また何かとんでもないシロモノを
作ろうとしているんじゃ・・・(疑いの目)

さてさて、では彼が怪しい研究に励んでいる間に
街へ繰り出したトラブルメーカー二匹を追ってみましょう。

 

街に到着した時は既に日が暮れていました。

到着して一番、
どこかから湧いたお局に遭遇。
説教タイムの始まりです。(運悪っ)

お局「まあ慊人さん!夜遊びだなどとはしたない!!
   一体どういうおつもりですか!!」
慊人「・・・・・・・・・・・・」(すたすたすた・・・)

御当主、
華麗なるスルー。
お局「お待ちなさいっ!!まだ話は終わっていませんよ!
    今自家用ジェット機を呼びますからね!」

街中でそんなもん呼ばないで下さい。

とんでもない暴挙に出ようとしているお局は無視して
近くのオープンカフェに立ち寄った二人。
コーヒーを受け取り、道路沿いのテーブルへ。

紫呉「じゃあ僕はここに」

紫呉さん、
椅子取りゲーム並の勢いで椅子確保。
あんたフェミニスト失格だ。

慊人「・・・・(そこが良かったのに)」

ほらほら、いきなり御当主が機嫌損ねてますよ。

出だしからしくじっておりますが、
ラッパを抱えた変なおっさん(失礼)がやって来て
二人のために美しい音色を奏でてくれました。いい感じの雰囲気。

紫呉「なんだか映画の中のワンシーンみたいですね。
    夜な夜なこういう場所で密会を重ねる二人っていうのも
    なかなか色気があるじゃありませんか」

ロマンチックで攻めてみる紫呉さん。
さすが小説家!いいぞいいぞー!
彼の言葉巧みな口説き文句に世の乙女達はメロメロ・・・!

慊人「下らない・・・。そういうの興味ない」
紫呉「・・・・・・・・そうですよね」

数秒で会話終了☆
なんて絶妙な不協和音!!
君達、とりあえず交換日記から始めなさい。

彼の恋は各駅停車。むしろ逆走しそう
ロマンチックの通用しない相手に四苦八苦です。

その後二人は、近くの薄暗い店の中へ。
この店、取り扱っている商品が
相当怪しいんですよ。

店に入って一番に目に飛び込んできたのは
ニタリと微笑む不気味なゾウさんの仮面。
・・・なんか目が合ったら呪われそう。

慊人「・・・(何これ・・・悪趣味)」

あまりの悪趣味さに釘付けになっている慊人さん。
そしてそんな彼女を観察していた紫呉さん。
何を勘違いしたのか購入する気満々。
待って、いらないから!置き場所ないから(汗)!!

しかしそんな叫びもむなしく、バッチリ購入なさいました(涙)
どうするのソレ・・・(被るの?)

帰るなりどこかに運んでいく紫呉さん。
闇夜に浮かぶ妙にリアルなゾウの顔が超ブキミ☆

一体どこに持っていく気なんですか。
願わくば
倉庫の奥にでも突っ込んで欲しいところですが
彼は屋敷に入ると迷わず二階へと上がっていきました。

まさか・・・・・・・・・・・・・・。

案の定、御当主の部屋にしっかり設置。

慊人「・・・・・・・・・・なに・・・?気持ち悪い・・・」

和な室内との
壮絶なミスマッチに御当主も首を傾げます。
というわけでこのゾウさんマスク、
即行で草摩の物置の奥に放り込まれました。(ごめんよグレさん)

そうとは知らず、自己満足に浸っていた紫呉さんですが
なんか警察が不法侵入
してるんですけど。(何事ー!?)

話を聞いてみれば
「近所迷惑な悪臭をなんとかしろ」というお叱りでした。
・・・・悪臭・・・?

しかも罰金まで取られたし。(紫呉さんが)

こんな立派な屋敷の一体どこから悪臭が・・・と考える事数秒。
ああ・・・そういえば
強烈に思い当たる節が

その思い当たる節の元へ恐る恐る向かってみると・・・・・・・・・・・・

はとりが二人いたんです。

ダブルはとり「ああ、もう帰ってたのか」
慊人・紫呉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(絶句)

なんとはとりさん、二人が出かけている間に
悪のクローンを生み出す薬を作ってしまったらしい。
しかも飲んでしまったらしい。

ただのクローンならまだしも
『悪』というのが激しく気になります。

はとり「わっ!!!どうだ?驚いたか?」

自分で自分を驚かしてみるはとりさん。
これぞ究極の一人遊び。
(上には上がいたよ紅野さん!)

えーっと、ところでどっちが本物ですか?
(すでに分からないプレーヤー)

はとり「なかなか気が合うな」
はとり「そうだな」

訳の分からない友情が芽生えつつある
はとりさんとはとりさん。二人(一人?)の世界。

慊人「しぐれ・・・っ」
紫呉「慊人・・・・・」

こっちも二人の世界でした。
(現実逃避とも言う)
しかしこの「悪」のクローン、マジでした。
渡り廊下でいきなり絡まれた御当主。

はとり「慊人、お前も友達の一人でも作ったらどうだ?
    しかしまずはその性格が問題だな。
    今のお前は俺の友達にしたいランキング最下位だ」

そっ、それ禁句っ…!(冷や汗)

慊人「どうしてそんな事いうの…・・・っ」

御当主、号泣。
一番痛いところを核ミサイルで撃ち抜かれた模様。

続きまして、通りすがりの紫呉さんに
猛烈ビンタをかます悪のクローン。(えーっ!?)
な、ななななななんでだーーーーー!!
怖いよ悪のクローン、怖すぎるよ。極悪だヨ!
いや、待って、
それより紫呉さんが怖いか!!
殴られたまま微動だにしません(ガクガク)
*罰金払わされた上にいきなり殴られたのでは
  怒るのも無理ありません。

紫呉「・・・・・心外だね」

ガラガラガラ…友情崩壊の音(やめてぇー〉

悪のクローン@はとりさんの暴走はまだまだ続きます。
風呂上がりの御当主がはとりさんズに囲まれていました。

はとり「騙されるな、俺が本物だ」
はとり「いや、本物は俺だ」

慊人「・・・もういい、
優しい方のはとりを本物にする

御当主、
超適当。(しかもお手上げポーズ)
あみだくじで決めちゃう勢いですよ。
そんな悪のクローンの暴走に手を焼いた
はとりさん@たぶん本物。

彼は一つの結論に達しました。
他人のフリを決め込む事にしたようです。(をい!)
パンダ乗り回してる場合じゃありませんよ・・・!

ちなみに紅野さんは身の危険を感じたのか
自主的に外に避難してきました。
長年の苦労で養われた危険察知能力に拍手!
その後も御当主をいじめ抜いていた悪のクローンですが
しばらくすると
「だるい、飽きた」(ひどっ)と訴え始め・・・
そのまま忽然と姿を消しました。

慊人「・・・・・・・・・・・はとり?」

慊人「??????????」

?マーク乱舞状態の御当主ですが
いじめられ疲れたのか、とりあえず寝る事に。
(紫呉さんはさっさと寝入ってます)

なにはともあれ、これでやっと平穏に・・・

・・・って、まだ作る気!?

はとり「風邪薬がまだ完成していない」

人類の限界を超えた薬をすでに3つも作り出した彼。
ノーベル賞はあなたのもの!世界征服も夢じゃない!
それなのに、なぜ風邪薬は作れないのか。
――そして数時間後。

うぉい!!何飲んでんの!?

ああ、どうせまたロクでもないことが・・・・・・・・・

・・・・・・・・・!?
なんですってぇー!?

ていうかちょっと待って下さい。・・・永久に? (←激しく気になる単語)

ど、どういう事!?逆???しかも永遠に!?

表面上は極めていつも通り。
特に何も変わったようには見えないのですが・・・?

はとりさんは薬を飲んだ直後に「眠い」と訴え
そのまま寝入ってしまいました。

混乱状態のプレーヤー置いてけぼりのまま
何事もなかったかのように夜は更けてゆきます・・・

突然ですが。
爽やかな朝がやって来ました。(ほんと突然)

まだ夢の中をプカプカ漂っている御当主を残して
のっそりと起き上がる紫呉さん。
彼にははとりを驚かすという大事な使命があるのです!
(何が彼をそこまで突き動かすのか不明)
早速はとりの診療所へと向かった紫呉さん。
ですが、肝心のはとりさんの姿が見当たりません。

紫呉「はーさん?まだ寝てるのかな、珍しいね」

・・・・・・・・。
後ろになんかいる(汗)

はとり「わっ!!!!!!!」
紫呉
「!!!!!!!!!!!」


!?

逆っ!いつもと逆!!
どうしちゃったのはとりさーーん!

そりゃ紫呉さんも思わずオホホ笑いですよ。
(カマっぽくて仕方ない)

紫呉「も〜やだぁ〜はーさんったらぁvvv」
はとり「そうか、驚いたか」

はとり「どりゃーーーーーー!」

紫呉さんの反応に気を良くしたのか
なんと二連発で驚かせてくれました(涙)

なんか変…なんか変だよはとりさん。

試しに愛用のパペットでもからかってみる事にした紫呉さん。

・・・はとりさんもなんか取り出しましたよ?

お前もか。

はとり「ふっ、俺のスーパーはとりん二号(え)に敵うかな」
紫呉「なかなかやるね・・・」

大の大人の男二人が何やってんだ。

それにしてもはとりさん、いつの間にそんなパペットを!?
まさか、昨晩徹夜で縫い上げたとかじゃないでしょうね?

この異常事態に彼のパラメーターを開いてみたプレーヤー。
彼は元々
陽気度2、活動4、優しさ7に設定してたのですが
これがものの見事に逆になっていました(涙)

つまり彼は、
陽気で意地悪でテンション高い男へと
生まれ変わっていたのです。

いつもの沈着冷静さは何処へ(遠い目)

紫呉「・・・・・・・・・・・・・・・・ふぅ」


げんなり。
振り回すのは好きだけど振り回されるのは嫌いな人
どこからか聞こえるけたたましい笑い声に画面を移すと…
はとりさんが紅野さんの顔を指差して
大うけしてるんですけど。(おぅいっ!)

はとり「ははははっ、おかしすぎて腹が痛い」
紅野「はとり兄さん…」(困惑)

なにがそんなにおかしいんデスカ?(素朴な疑問)

続きまして二階へ。
次の獲物を探しているようですよ。(ハイエナ?)

自室でぼけっと突っ立っていた御当主発見。
慎重に次のターゲットに狙いを定めます。
はとり「わあああああああああっ!!!!」
慊人
「!!!!!!??????」

御当主、吹っ飛ぶ。
余程不意打ちだったんでしょうね〜。
思わずポーズがかわいい事になっちゃっている慊人さん(笑)

しかもニ連発。

慊人「な、なんだよ急に・・・?はとり???」
はとり「たまには気を紛らわせてやろうと思ってな。
     よし、
俺がお前の友達第一号になってやろう
慊人「・・・よけいなお世話だっ!」

・・・・
これじゃあ悪のクローン再びだ。
つい先日まで良きお兄ちゃんみたいだった
優しい彼を返してっ(切実)

はとり「医者として正直に言おう。
     お前は胸の発達に甚大な問題があるが気にするな」

ずがーん痛恨の一撃。

慊人「・・・・・・・っ」(むせび泣き)

トドメを刺された様子です。(哀れなり)

はとり「もう泣くな(泣かせたのあんただ
     ほら、これでも見て元気を出せ」

さらに紫呉さんとお揃いのパペットでからかい倒します。
・・・それも作ったんですか?

慊人「・・・・・・・・・っ!!!」

言葉にならない叫びを上げる御当主。
そんな彼女の傍らでは騒ぎをもろともせず爆睡中の紫呉さん。

紫呉「うーんむにゃむにゃ…恋泥棒め〜」

ちょっとあんた、
おめでたい夢見てる場合じゃないよ。

しばらく様子を見た結果、出た結論は
こんなはとりは嫌だ!!(満場一致)

リセットしようかどうしようかとあれこれ考えた末、
同じ薬を作れば元に戻れるじゃん!という結論に達し(遅っ)
丸一日がかりでもう一度同じ薬を作って
なんとか元のはとりさんに戻れました。

はとり「俺は一体何を・・・?」

はとり「長い夢を見ていたような気がするな・・・
     疲れているのか・・・」

どうやら記憶が飛んでいるようです。
覚えてない方が幸せですね。

けれど被害を被った方は
そうもいかず。

慊人「・・・・・・・・・・・・」
紫呉「・・・・・・・・・・・・」

超気まずい食卓。
妙に殺伐とした空気が(冷や汗)



        

 

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