さんさんと夏の日差しが降り注ぐある日のお話です。

慊人「なに・・・騒々しい・・・」

早朝、何かの物音で目が覚めたらしいチビ慊人。
爽やかな小鳥のさえずりで爽やかにお目覚め・・・

・・・と、いうわけにはいかない草摩家。

きぃぃぃーーーーーーーッ!!!!

隣の部屋で楝さんが奇声を発して発狂してました(爆)
朝っぱらからこの人は・・・と足元に視線を移してみると。

楝「目障りよ!!消えておしまいっっ!!!」(ぐちゃっ!)

素足でゴキ○リ踏み潰してる・・・!?

慊人「・・・・・・・・・・・」(遠い目)

髪振り乱してゴ○ブリ踏み潰す母の強烈すぎる姿を
無言で虚ろに見つめるチビ慊ちゃんがとっても切ない。

そうして母との溝を深まらせつつ向かった先のリビングでは
なぜか晶さんがソファーで熟睡していらっしゃいました。
ゴキ踏み潰す楝さんが怖くて避難してきたのでしょうか(弱)

慊人「父様・・・・・・・・・」

垣間見える父様の微妙な立場の弱さに
あえて気付かないフリをする健気な娘(もらい泣き)

あげくには洗面所でグロいモノ目撃。

お局「あら、慊人さんお早うございます」(セクシー下着姿
慊人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

見事な180度ターンでその場を後にしました。
これは明らかに有害です。

慊人「はぁ・・・・・・・」

朝から風呂の中で溜め息全開。
仕事帰りのサラリーマン状態です(笑)

プカプカ浮かぶアヒルちゃんにもなんだか哀愁が。



そんなこんなで朝から大波乱で始まってしまった草摩家ですが
まずは軽く近況報告でも致しましょう。

まずは晶さん。

晶「我が生は蛍のごとく虚ろなり・・・、と」

今日も朝から詩の創作に没頭してます。
相変わらず儚い人です。

続いて楝さん。

楝「こんなセンスの悪いものを屋敷の前に止めないで頂戴」

通り掛かるスクールバスにまで文句をつけてますヨ(汗)
バスの中のちびっ子も怯えているに違いない。

そして草摩の召使いことお局さん。
今日も元気に少女時代の回想に励んでます。
仕事しろコラ。
そんな大人達に囲まれた生活に疲れ果てた我らがアイドル。
最近の
マイブームは妖精さんと一緒に遊ぶ事

電波な世界に足を踏み入れつつある・・・?(ヤバイ)

そして最後はこの人。
面倒な事には我関せず、庭で読書をしていたらしい紫呉少年。
ほんとマイペースな人だよ・・・。

慊人「紫呉、紅野はどこ?」
紫呉「・・・さあ、知りませんけど」
慊人「ふ〜ん、じゃあ紫呉でいいや」

もしかして今妥協された・・・?

慊人「ねぇ紫呉、なぞなぞだよ。
    何もしないのに勝手に増えるものってなんだと思う?」
紫呉
「借金の利息」


・・・夢も希望もありません。

慊人「違う!」
紫呉「庭の雑草」
慊人「・・・違う」
紫呉「国の不良債権」
慊人「・・・・・・・・・ちがう」
紫呉「で、答えは?」
慊人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

←答えはを『年齢』を想定していたものの
  すっかり自信を失くしたチビあっきー(笑)

慊人「・・・・・・・・・・・・・ふん」

あーあ、いじけちゃった(笑)
こうして日に日に夢も希望もないお子様に育っていく彼女。
お気の毒。

ようやく立ち直ったチビ慊ちゃんですが
なんか薄い笑みを浮かべた楝さんが近寄ってきましたよ。
うわ、超
嫌な予感。

楝「ふふ、これを見なさいよ。晶さんが私だけにくれたのよ。
  羨ましいでしょう?」(勝利の微笑み)
慊人「・・・・・・・・・・・・・・・・」(←羨ましい)

ペロペロキャンディー見せびらかされました☆
キャンディー1本でここまで優越感に浸れる彼女は
むしろ尊敬されるべき人なのかもしれません。

しかしそんな母を持った娘はたまったもんじゃありません。
うぅ、なんて不憫な子(涙)・・・と同情の涙を流したいところですが

しかしこの母娘の場合はですね・・・・・

慊人「・・・・っ、こんなもの・・・っ!!」



べしゃッ。(何かが勢いよく踏み潰された音)

慊人「こんなものこうしてやる・・・っ!
楝「きゃああああああああっ!!!!」

娘も負けちゃいないから手に負えません。

楝「な・・・なんて事をしてくれるのよっ!!!!」

あわわわわわ(汗)
踏んでる・・・!
徹底的に踏み潰してる!!(汗)

ご丁寧に箱に入れてから踏み潰す辺りに余裕が窺えます。
(足がベタベタになるのが嫌なんだね・・・)

楝「なんて乱暴な子なの・・・!信じられないわ!」

あんたの子だ、あんたの。
(間違いなく血の繋がりを感じます)

慊人「ふん、全部お前が悪い」

うわぁ、なんか清々した顔してる(滝汗)

と、そんなド修羅場へ何も知らずにやってきた晶さん。

楝「晶さん、聞いて、ひどいのよ・・・!」
晶「楝、どうしたんだい?」

とりあえずは抱擁で楝さんを慰めてみる晶さん。
その瞬間、ものスゴイ勢いで反応するチビあっきー(笑)
火に油・・・!

慊人「お前なんかいらないいらないっっ!」(ポカポカっ)
楝「なんですってぇ!いらないのはどっちよ!!」

そして乱闘へ。(溜め息)
似たもの親子だなんて死んでも言えない。(言ってるヨ)

そしてそんな妻と娘を優しく見守る父様・・・・・・・・
っていや、見守ってる場合じゃないですよ晶さん。止めてよ。


ちなみに手前の執事は黙々と潰れたアメのお片づけ中(笑)
さすが仕事が速いぜ!(お局もうクビ!)

楝「あんたみたいなのが近くにいると晶さんの害なのよ!」
慊人「それはこっちの台詞、この害虫女
楝「きぃぇぇーーーっ!なんですってェェェ!!!」

ほらほら二人とも、ケンカは程々にしておかないと
晶さんが怯えて背中向けちゃってるヨ。(弱)

そして夜。

慊人「あの女・・・絶対に許さない・・・ぶつぶつ」

なかなか根に持つタイプです(笑)



        

 

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